放送大学入学しました&学びの傍らにChatGPTを
「4月から大学再入学することにした。合格通知届いたわ」
と夫に伝えたら 「え!?落語趣味が高じてついに落研に??」 って言われました。違います。
落語は見る派の kaoritter です(笑点風挨拶)。
2023年の4月から放送大学に入学しました。
放送大学は、高校卒業証明書と入学金+授業料を払えば誰でも入学できます。
私は卒業する必要はないので、毎学期いくつかの興味ある科目だけを取る、趣味的な気楽なお勉強です。
国数の基礎をもう一度やり直しつつ、多少は通信技術も学び直しつつ、これまで手を出さなかった別ジャンルの何かも学べたらなあと思っています。
🔢「初歩からの数学」、開始4分で早速つまづく
手始めに「初歩からの数学」を取ってみましたが、動画開始4分で 「今後、この授業では基本的に掛け算記号は省略します。a × bをabと書き、2x3は2・3と書きます」と言われて早速心折れました。
abはわかるけど、数字は省略するのやめようよ。余計わかりにくいわ、小数点と混同するじゃん。
🤖早速教えて、ChatGPT
こういうときはChatGPT。先生代わりになんでも聞きます。不躾だろうと何だろうと遠慮せず聞けるのが、AIのいいところ。
👩「数学で、掛け算記号を省略するのは何故ですか? a × bをabと書き、3 × 2は、3・2と書くそうです」
🤖「数学で掛け算の記号を省略する理由は、表記を簡潔にし、視覚的にすっきりさせるためです。また、状況によっては、異なる記号が使用されることもあります。
例えば、変数aとbを掛ける場合、a × bの代わりにabと書きます。この表記法は、特に代数で一般的です。また、数字と変数が混在する場合(例:3a、2xなど)も同様です。これにより、数式が簡潔になり、理解しやすくなります。
一方で、数字同士の掛け算(例:3 × 2)については、省略された記号(例:3・2)やドット(3⋅2)が使用されることがあります。これは、数字同士の組み合わせが誤解を招く可能性があるためです。例えば、「32」と書くと、掛け算の意味であることが明確でなく、32という数として解釈される可能性があります。
このように、数学の表記法は、簡潔さや視覚的な清潔さを保ちながら、誤解を避けるために工夫されています。」
👩「文字式の場合は納得しました。ただ、数字同士の時は省略しなければ良いのではと思いますが、どうでしょう」
🤖「確かに、数字同士の場合、省略しない方が誤解を避けることができます。実際、学校教育や一般的な数学の文脈では、数字同士の掛け算では省略せず、×記号を使って表記することが一般的です。例えば、3 × 2のように書きます。
しかし、高度な数学や物理学などの分野では、省略された記号(3・2)やドット(3⋅2)を使用することがあります。これは、その分野の専門家や学者が、略記を正確に理解できるため、表記の簡潔さを重視する傾向があるからです。
状況によって、記号の使用が変わることもあります。例えば、ベクトルの内積や外積など、特定の数学的操作では記号を使い分けることが一般的です。
要するに、数字同士の掛け算の表記については、文脈や対象者によって異なる記号が使用されることがあります。一般的な数学の文脈では、誤解を避けるために省略しない方が良いでしょう。しかし、専門的な分野では、略記が使用されることもあります。」
👩「非常に納得しました。それにしたって、ドットでかけ算記号は無理がありますよね。小数点記号と混同しそうです」
🤖「おっしゃる通り、ドットで掛け算記号を表す場合、小数点記号と混同する可能性があります。実際、これは数学者や学生が時々直面する問題です。ただし、ドットを掛け算記号として使用する場合、通常は中央に配置されるため、小数点(下寄りにある)とは区別できます。例えば、3⋅2のように書かれる場合です。
しかし、紛らわしい場合もあるため、特に手書きやフォントが不鮮明な状況では、ドット記号の使用に注意が必要です。そのため、文脈によっては、かけ算記号を省略するか、他の記号(例:×, ・)を使用することが推奨されます。
結局のところ、記号の選択は、誤解を避け、情報を正確に伝えることが重要です。そのため、文脈や対象者に応じて適切な記号を選ぶことが求められます。」
ChatGPT、ものすごく頭いいですね。私のアホで不躾な質問にも間髪入れず丁寧に答えてくれて好印象です。「掛け算記号がドットとか意味不明」と開始4分で無くしかけたやる気を取り戻すには十分な説明内容でした。「そこはおまじないだと思って、素直にそういうものだと納得しなよ」ができない性格なので、こういうどうでもいい疑問でつまづきがち。初歩レベル学問の質問ならば即座に答えてくれる、ChatGPTは便利ですね。
「いきなり掛け算記号をドットだとか省略だとか、意味わからんけど?」と文句を言いたかった気は済みました。が、このままChatGPTの返事をまるっと信頼するのは危険なので、ネットでも調べます。
「数学記号の由来について(1)-四則演算の記号(+、-、×、÷)- |ニッセイ基礎研究所」記事を読むと「掛け算の記号としての「×」を好まない。なぜならば、それはXと混同されやすいからである、私は単純に2つの数字の間に入れた「・」で掛け算を表す」という意見もあるそうです。ドットの方が混同しやすくないかい?と思いつつ、「「・」の方が「×」よりも早くから使用されていた」ということであれば納得せざるを得ない。
記事には「*」を掛け算記号として使う例もあるとの記述もありました。たしかにExcelなどのスプレッドシートでは掛け算に「*」を使いますね。こちらはしょっちゅう使うので慣れてます。アスタリスクの方がドットより良くない?とも思いつつ、先人がドットを使い続けてきた意味がきっとあるでしょうということで、ここでめげずに気楽にのんびり頑張ります。