旅行ポータルとSNSと地図サイトを活用しまくる韓国旅の情報収集【2023韓国旅行記録 その2】
前回の記事「韓国ツアー予約から旅行準備まで 【2023韓国旅行記録 その1】」、想定していたよりも多くの「読んだよ!」という声が届いています。とってもうれしいです。ありがとうございます。
続いて旅行の情報収集編をお届けします。
目次
- 紙のガイドブックは、まだ更新されてません 今後に期待
- SNS&アプリ活用の旅行情報 調べ方
- 1. 韓国旅行ポータル ー コネスト、ソウルナビ
- コネスト
- ソウルナビ
- 韓国観光公社公式サイト「VISITKOREA」
- 2. 口コミで探す ー 各種SNS、YouTube、ブログ
- TikTok
- YouTube
- ブログ
- 3. 地図で探す ー コネスト地図、Naver
- 韓国での地図アプリ、使い分けのポイント
- 4. その他 ー オプショナルツアー
- 最大のピンチ 目的のゲームキャラカフェは未成年入店不可?
- まとめ
紙のガイドブックは、まだ更新されてません 今後に期待
初めての海外に行くとなったら「地球の歩き方」とか買っちゃいたくなるものですが、残念ながら2023年1月現在、紙の旅行ガイドブックには期待できません。なぜならば、まだ最新版の2023年版が出ていないから。コロナ禍前の2019-20年版は情報が古く参考にならないのです。
(※調べてみると、2月2日に「地球の歩き方 aruco 02 ソウル 2023年~2024年版」が発売予定だそうですし、他の各社も待望のガイドブック更新を予定されているみたいです。紙の本を読みたい方はもう少しの辛抱です)
今回は、唯一2023年版が出版されていた「るるぶソウル '23(2022年11月発売)」だけ購入しました。楽しげな街や美味しそうな料理やかわいいお土産の写真を見て旅行気分を盛り上げるためです(それはそれで大事な役割)。最近のガイドブックは、電子版DLリンクがあるのが良いですね。
そんなわけで、今回の旅行の主な情報源はネットでした。おそらくこれからの旅ももそうなるのでしょうね。
SNS&アプリ活用の旅行情報 調べ方
私の旅行先の街情報の調べ方は主に以下3ステップです。
- ポータルで幅広く情報チェック
- 口コミから探す
- 地図から探す
1. 韓国旅行ポータル ー コネスト、ソウルナビ
ガイドブック代わりに、最新かつ網羅的な情報をゲットするなら旅行ポータルサイトです。旅行準備の間も、旅行先でも、何度もチェックしました。
コネスト
韓国旅行の情報ソース、として最もチェックしたのがコネストです。韓国旅行基本情報ページは、紙のガイドブック後半にまとまってるような旅行時期の気候、通貨、コンセントの仕様、人気エリア、空港から市内への交通、出入国の電子申請についてなど情報が揃ってて、かつ新しくて助かりました。コミュニティの口コミの量も多かったです。また、後述の地図も旅行中欠かせませんでした。
ソウルナビ
ナビシリーズの旅行ポータル、ソウル版のソウルナビです。台湾旅行の際には「台北ナビ」をよく使っていたので馴染みある文字ぎっしりのサイトです。コネストと見比べながら、旅行情報を収集してました。特に役立ったのが「12月のソウル」という記事です。現在の街の様子、年末年始の予定、いま街を歩く人の服装の写真など、旅行直前に知りたい「今」の現地の雰囲気がわかりました。
韓国観光公社公式サイト「VISITKOREA」
韓国観光国社公式サイトの「VISITKOREA」も、一応チェックしました。旅行スポットの情報量は多くないので、お目当ては、お得そうなキャンペーン探しと韓国安全旅行ガイドに書かれている詳細な出入国手続方法の確認です。加えて、困ったときに助けを求められる「観光通訳案内電話1330」のサービスもありがたいです。
2. 口コミで探す ー 各種SNS、YouTube、ブログ
ポータルサイトで概要を把握したら、訪れるべき場所をピンポイントに探すのに役立つのがSNSです。主にInstagramとTikTokとYouTubeでチェックしました。
情報源として一番役に立ったのが、インスタです。ビジュアルとリール(ショート動画)で大量の情報をチェックしまくれるのでもはや欠かせませんね。「韓国旅行/ソウル旅行/明洞グルメ」など思いつくキーワードで検索して、出てくる中で発信量が多くて、好きな雰囲気のアカウントをフォローしまくりました。例えば以下のような方達です。
- 韓国情報サイトJOAH-ジョア-(@joah.official)
- リアルな韓国ガイドブック| nekkorea (ねっこりあ)(@nekkorea_life)
- 韓国情報メディア「hangururi」한구루리(@magazine_hangururi)
- shia | ソウル情報を毎日投稿し続ける人(@shia_seoultrip)
- るか / アラサーで韓国留学(@ruka_rukorea)
- 空山姉妹🇰🇷韓国旅行情報(@sorasis_korea)
(こういう旅関連情報をたくさんフォローしてしまうと、いつも見てる友達やブランドの投稿とまざって不便なので、リスト機能があればいいのになあと思いました)
TikTok
TikTokは、いくつかのハッシュタグを流し見するくらいです。インフルエンサーをフォローしたりはしてません。雑誌をぱらぱら眺める感覚です。
YouTube
YouTubeは老若男女の目的も行き先もバラバラな旅行動画を見られるのでとても有用です。元々フォローしてた新大久保大好き韓国人おばちゃんの帰国動画を見るのも楽しいです。
フォローしているのは以下のような方達です。
韓国旅行とは関係ないけど、パッキング動画も好きです。なんか見ちゃう。
ブログ
行きたい場所の情報を検索して個人のブログの記事もたくさん読みました。SNSのような断片的な情報ではなく、ある程度のボリュームで個人の旅行の感想が書かれているのはありがたいです。
この記事も、お世話になったブログの皆さまへの感謝と恩送りの気持ちを込めて書いています。
3. 地図で探す ー コネスト地図、Naver
ポータルで各エリアの特徴や位置関係を調べ、SNSで行きたい店を見つけたら、次は地図アプリの出番です。興味を持ったお店は訪れる可能性がちょっとでもありそうなら、一通りお気に入りに入れまくっておくのです。もちろん地図なので、行き方を調べる&口コミを調べるためにも必須アイテムです。
ここで大事な情報なのですが、韓国では使い慣れたGoogleマップが役に立ちません。経路検索ができなかったり、情報が古かったりするのです。韓国は、NaverやKAKAOの文化圏です。郷に入りては郷に従えということで、韓国での地図は「Naverマップを日本語設定にして使おう」と言いたいところですし、実際多くの旅行記事にそう書いてありますが、ここに罠があります。
Naver マップ、たしかにUIは日本語に切り替わるのですが、肝心の店名やお店情報や口コミが全部韓国語で読めないのです。代わりに使うべきアプリは、先ほど韓国情報ポータルサイトとして紹介したコネストが開発する「コネスト地図」です。Web版もアプリ版もあります。
以下の比較画像を見ていただければわかるとおり。Naverマップはお店の名前もハングルなので読めませんが、コネスト地図はオール日本語です。お店情報と口コミも日本語で書かれています。アカウント登録して、行きたい場所をお気に入りに登録しまくりました。
コネスト地図は、GPSで現在地がちゃんとわかるし、経路検索もできます。現地でも、とっても役に立ちました。
一方、Naverも使い処はもちろんあって、現地の人が日々使っているサービスなので情報の正確性、メニューや金額などの情報の詳しさ、口コミ量の多さは圧倒的です。さらに日本人の口コミが少ないマイナーなお店の情報を確認するなら、Naverを翻訳ツールを駆使して確認することになるでしょう。それと、タクシーの運転手との意思疎通の際にも、Naverマップを見せた方が話が早いかもしれません。
ついでに、メジャーな店の日本語口コミをチェックするだけなら、Google マップも使えます。
韓国での地図アプリ、使い分けのポイント
- 基本は、コネスト地図を利用
- もっと詳しく知りたい、またはコネスト地図で情報が出てこないマイナーなお店などは、Naverマップで情報確認
- Google マップはメジャーなスポットの口コミチェックなど、参考までに
せっかく韓国に行くなら、街やお店を見て回るだけでなくて何かを体験したい。そんなオプショナルツアーを探すなら、VELTRAやKlookやKKdayがあります。
4. その他 ー オプショナルツアー
韓国と言えば、エンタメ。ライブで楽しめるエンタメを探していたら、韓国ではNANTAに代表されるノンバーバル(言語を使わない)のパフォーマンスがあることを知りました。いくつかの演目があるなかで、私たちはKlookで「THE PAINTERS」を予約して行くことにしました。THE PAINTERSの感想は後ほどの記事で書きます。
今回は使わなかったけれども、LOCOTABIとかでどなたかにガイドをお願いするのも良さそうです。そこに住む人と一緒に、街を歩くのも楽しそう。
最大のピンチ 目的のゲームキャラカフェは未成年入店不可?
情報収集編の最後に、調べが足りずに焦った経験も書いておきます。
今回の旅行の目的地「HamHamPangPang」は、むすめが大好きなゲームのキャラクターカフェとグッズショップです。営業日だけは事前に公式Twitterで確認してあったのですが、そういや予約とかした方が良いのかな、ツアー予約後にきちんと情報を調べ始めました。
これまでは、日本語の情報源がほぼないので公式Twitterだけ見てました。が、改めて翻訳ツールを使って韓国語で詳しく調べ始めたら驚愕の事実がわかりました。Naverマップに登録されているお店情報を見ると現在のカフェ営業はアルコールも出すバー営業につき未成年の入店が不可、大人は身分証提示必須であると書いてあるではないですか。マジか。ゲーム自体は大人向けではないのですが、バー営業なので入れないらしい。お友達の韓国人の方にもNaverの案内を読んでもらって、さらに韓国語で問い合わせまでしてもらっても同じ返事でした。むすめは入れないじゃん。終わった😭
ならばせめて、私一人でも入店させてもらってグッズを買ってきてあげようと思い、Naver経由で予約しようとするも、今度は韓国の電話番号がなくて予約ができない。お友達に頼んで、代わりに予約をしてもらうべきか……。
と思ったのですが、その前にNaverにあるお店の問い合わせチャット窓口から英語で「日本から未成年の娘と二人で行きます。どうにかグッズショップだけでも入店させてもらえないでしょうか?東京ゲームショウでもブースに行きましたが、並びすぎて入れなかったのです。どうかどうか🙏」とお願いしたら、特別にグッズショップだけ母娘二人とも入れてもらえることになりました。本当にうれしかった。泣いた。
というわけで、現地で入らせてもらったお店ではとても良い体験ができたたのですが、その話はまた、後ほどの記事で。
まとめ
調べるところから旅は始まっていると言いますが、こうやって書き出すと私は本当に調べまくってますね。口コミも読みまくるし、情報の更新日も見逃さないし、複数のソースに当たって情報の確からしさも確認してますね。
「そんなに調べまくったら、現地での体験は全部、答え合わせみたいなもんじゃない」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。残念な思いを減らすために頑張って調べても、調べが足りずにお店に入れない可能性だってあったように、想定外は起きるし、無駄足も踏みます。
でもそれ以上に、どれだけ調べていったとしても、現地では想定以上に楽しいことも学べることもうれしいこともたくさんあるのです。
日本に似てるけどちょっと違う街並みや、親切な人とのふれあい、珍しい食べ物を体験して自分とむすめがどう感じるのか。これらは、本やネットを見てるだけでは得られません。
旅は良いものだ。というわけで、そのあたりは、次の記事かその次の記事で書く現地での写真ブログでお話しできればと思っています。お楽しみに。