おむつデザがしまじろうからオリンピックがんばれジャパンになった件について、P&Gマーケチームにあえてエールを送りたい
まずは、こちらの話をお読みください。
パンパースからしまじろうが消えた日
概要は、パンパースにプリントされてるキャラがしまじろうでなくそっけないがんばれジャパンになってしまって、こども超不機嫌、親超大変。震災復興のがんばれジャパンならまだ理解できたものの、オリンピックなら納得いかん!というお話です。
そして、先の記事にリンクしているP&Gのリリース。これを読んでため息がでました。
■P&Gとオリンピックについて
P&Gは、2010年7月、国際オリンピック委員会(IOC)と「TOP(The Olympic Patner)プログラム」の契約を締結しました。このパートナーシップは 、スポーツを通じてよりよい世界を構 築するというオリンピックの精神と、世界中の人々の暮らしをよりよくしていくというP&Gの企業理念が合致して実現したものです。2020年までの10年 間 、オリンピックそのものへの支援に加えて、世界共通のテーマ「ママの公式スポンサー(Proud sponsor of Mom)」のもと、オリンピック出場選手とそのママを支援するキャンペーンを全世界で展開していきます。日本においても、オリンピック、またオリンピック選手とそのママたちを通じ、日本中のママと家族を応援するさまざまな活動を行っていきます。
ああつまり、P&G Japanは、グローバルの戦略に従うしかなかったのかなあと(邪推)。。
もしおむつにキャラがついてるのが日本だけだったとしたら、なおさらこちらの事情は汲んでもらいづらく、「オリンピック応援モードでいくから、各国よろしく!」的な何かに飲み込まれてしまったのではないかしら。
「世界中の人々の暮らしをよりよくしていく」ために今回行ったしまじろうの降板は、マイナスインパクトの方が大きい。
最大のマイナスインパクトは、おむつのキャラの重要性をわかっていなかったパンパースに、親たちが落胆することだ。
こどもの何をみてきたのかと。
おしりだけだったのかと。
多くのおむつ年齢のこどもを持つ親にとって、オリンピックと自分のこどもは一切関係ない。こどもは小さなアスリートじゃない。かわいいきまぐれ泣き虫モンスターだ。自分の近くにある馴染み深いキャラクターが大好きなのだ。
こどもたちの安全清潔ご機嫌を守り育む要となるおむつには、そこんとこぜひぜひわかっていただきたい。
もしP&G社内の方が読んでくれてたら伝わりますように。
子供達の健やかな成長を応援する企業を、親目線で応援しています。
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