匿名よりもも少し深くネットを使いたい人へ、オンラインでのアイデンティティを持とうとするその背中を押そう


オンライン上での自分のアイデンティティとは何か。それは、一つ又は複数のコアになるアカウントで以下のような共通の情報を持ち、それぞれが同一人物にひもづくアカウントだと明らかにすることだ。

・共通のアカウント/ユーザ名
・共通のアイコン
・(別の側面を見せていたとしても)同一人物のプロフィール

名前は実名でもハンドルでもいいし、アイコンだって顔写真じゃなくてかまわない。ずっとそのアイデンティティを使い続け、他サービス(場合によってリアルも)でも共有することで、アカウントと中の人がむすびつく。それが発言の信憑性や信頼性にもつながる。

逆説として、オンライン上の匿名とは何かというと以下の通り。

・オンライン上に発信する際に名乗っていない
・もしくは、毎回違う名前を名乗っている

つまり、他者から見たとにに、匿名の人の発言はその発言単体でしかなく、発言者に辿り着きづらい状態。テキスト以上のことは語れない。毎回毎投稿が、それ単体での勝負になる。

たまごアイコンの匿名っぽい人がどんなにいいこと言っててもRTしづらいように、積み上げてきた信頼が見えないとその発言の重みもちょっと減るよね。

いろいろ見ていくと数年前は、はてなで最初にアイデンティティを持って発言していくことの楽しさを知った人が多かったみたいだ。いまはTwitterでその楽しさを知った人も多いだろうと思う。

ピリッと発言責任を感じながら発信し続けるのは、こわいかもしれない。けれど、例えば最初ははてなアカウントをとってプロフィールを書いて、はてなスターの星をポチッと押してみる。そんな小さなとこからも、オンラインでの自分を作り始められると思う。オンラインの自分に誰かが気づいてくれたとき、新しい世界が始まるかもしれない。

もちろん、いいことばかりじゃないけどね。でも、悪いことはそんなにはないさ。

iPhone より

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canonical属性はみんな使うといいと思う。