B2Bマーケターのためのソーシャルメディア活用 10 個の TIPS

B2Bとのコミュニケーションのためのソーシャルメディア活用について、参考になる記事を見つけたので、元記事をベースに意訳し私の意見も追加してみました。

元記事は『10 Essential Social Media Tips for B2B Marketers』です。多分に意訳を含んでおりますが、間違いなどあればコメントくださいませ!

1. Twitter を効果的に利用する

自社ビジネスに関係するキーワードでの検索結果をトラックして、空気を読みつつ会話に参加しよう。Twitterは人と人とがつながる場所、ビジネスライクになりすぎないこと。既存顧客や潜在顧客、業界のインフルエンサーなどとつながろう。@salesforceがいい事例。日本だと、@NHK_PRさん、@subwayjpさん@KATOKICHIcoltdあたりが有名ですね。 ハッシュタグの活用も便利。興味ある話題のタグを探したり、新しいタグを作るときにかぶってないかを確認するには、hashtagsjpが便利です。

2. 自分の言葉でしゃべろう

気取らない自分の言葉での発信も、ソーシャルメディアでは受け入れられる。従来のブランドメッセージをそのまま配信してもその奥の人間味が感じられず味気ない。オウム返しやテンプレ返答ならば、BOTにやらせよう。

3. LinkedIn も使おう

ビジネスマン同士でのフォーマルなコネクションはLinkedInがやっぱり便利。知り合いの知り合いからビジネスパートナーや潜在顧客を捜すことが出来ます。専門家の多いLinkedIn AnswersLinkedIn groupも活用したい。

4. ブログを始めよう

ソーシャルメディアでつながった人たちを、次は自分の土俵に連れてこよう。ブログには会社のニュース、新製品情報、FAQ、製品活用TIPSと言った自社ビジネスに直結した情報と、マーケットリーダーとして業界動向や最新技術に関する知見を書こう。コメント欄のフォローも忘れずに。

5. 業界動向を常にチェック

自社や他社製品、業界のニュースをチェックするために、Google Alertsの利用は必須。ユーザの声を聞くには、Twitter, Facebook, mixi, Gree, モバゲーなどの SNS や Google Group など、トラックしたい製品にあうユーザがいるメディアを検索。ちなみに日本でこれらサービスを串刺し検索するサービスってあるのでしょうか?

6. 意見は誠実に、フォローアップは確実に

質問されたらちゃんと返す。ここが、企業がソーシャルメディアを始めるにあたっての一つの障壁ですよね。よく心配される「荒らし」が発生するほど活況になることはまれで、ちゃんとアカウントをアクティブに維持できるのかということの方が、検討すべき課題です。
  • 会社の製品を深く理解していて(ユーザからの質問に答えられる程度に)
  • 愛があり(ないとバレます)
  • かつある程度ソーシャルメディアを活用したコミュニケーションにコミットできるリソースの確保
といった上記三つを満たす人材をアサインすることが重要ですね。 ちなみに荒らしなど何らかのミスで問題が発生した場合も上手なランディングで、被害を最小限に抑えることは当然可能です。UCC が Twitter で行ったスパム行為も、『「必要なのは、担当者の人間力」--UCC上島珈琲がTwitterのPR活動で得た教訓』失敗を学びとして、勉強会で事の経緯を公開することで他社の参考になるという好例でした。

7. 解析ツールを活用して分析しよう

bit.lyのアクセス解析はシンプルだけど秀逸です。

8. 業界のインフルエンサーやキーマンをフォローしよう

ソーシャルメディアのおかげで彼らとつながることは容易になりました。彼らのコネクションからさらに他の業界のキーマンを捜すことも出来るでしょう。オンラインでの交流を通して、彼らの知見やコネクションに触れられるでしょうし、オフラインであったときも認知しやすくなります。

9. プレゼントキャンペーンやプロモーションにも使おう

日本だとtwi割とかが有名ですね。フォロワー数分割引とか、購入時「○○なう!」とつぶやくとプレゼントとか。予算的には無料でプロモーションできる媒体を活用しているのですから、できるところは還元しましょう。

10. アクティブに!

いろいろとネタを仕入れて、アクティブにつぶやきましょう!


B2Bと言えどその奥にいるのはあくまでも人間。ソーシャルメディアが、従来の「会社対会社」の構図を「会社の中の 対 会社の中の」に変化する中、B2Bのマーケターが対峙すべき人も増えています。オンラインでのリーチが容易になった今、購買担当者だけではなく、その後ろにいるユーザまできちんと意識した活動をしたいですね。

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