コン親会 第0回で、コンテンツとは何かを考える
いつもお世話になっている #fc0 「町のWeb屋さん」こと @fuuri さん、「デザインする人」こと could の @yhassy さんお二人が主催の『コン親会』の第0回に参加してきました。
『コン親会』のコンは、コンテンツのコン。お酒抜きbutお菓子たくさんの中で、Webのコンテンツの作り方・作らせ方・拡げ方・改善の仕方などをざっくばらんに雑談してきました。
顔の広い主催のお二人の企画だけあって、デザイナー、Web製作者、Webに限らぬ編集者、B2Bサイト制作、Web系新規事業担当、チューター、アプリ開発、電子書籍企画制作、コミュニティ主催などなど、多彩なバックグラウンドを持ちコンテンツ発信にも軸足を置く人たちが集まっていました。
「コンテンツ」とは、素のままの「何か」を誰かに届けるべく、きれいに磨いて(伝えるべき要素をそぎ落とし)、ラッピングして(記事なりイベントなり伝わりやすい形式で)、送り状を付け(相手に届く適切なタイトルを付けて)たもの、とわたしは考えています。そして、最後に大事なのは、これを放つ(発信する)こと。
この勉強会の参加を応募する時、「自分にハッシュタグをつけてください」という仕掛けがありました。 勉強会開始当初、全員が自分につけたハッシュタグをキーワードに自己紹介しましたが、これも削ぎ落とされて、ハッシュタグという形式に統一され、この場所で自分を表現するためのコンテンツだなあと思いました。『コン親会』にふさわしい趣向ですよね。
お二人の素晴らしいファシリテーションで、参加者みんながまんべんなく自分の問題提起と考えを発表できる「雑談」というにはもったいないほどの、情報あふれる場でした。ありがとうございます!
以下、当日出てきたTALKの中で気になる!なものをメモしときます。
- B2Bでは、売ってるものが難しいから伝えづらい。そして運営側は愛溢れて伝えたいことが多すぎる(そして難しすぎる!)か、情報を出してくれないかのどちらかで困ることがある。
- 誰かに書かせにくい場合は、穴埋め式の文章を用意して埋めてもらう。
- コンテンツの閲覧ルートがニュースアプリになっている昨今、メディアのカラーをどう出せばいいのか?
- MTもWPもむずかしくなってきた。ツールにこだわっている場合ではない。
- 自分の成功体験を、体系化して継承したい。
- ユーザじゃなくて社内ステークホルダーへ意識が向かってしまうのはどうすれば。
どれも答えがすぐに出るものではないけれど。だからこそ、考えるきっかけになりますよね。